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地産地消、提案当初は

私が提案して実現した政策に「地産地消」があります。
今では富山県の中心政策の一つとなっています。
この政策は私が通産省(現経産省)出身だったことが大きいかもしれません。

私は県議会議員になって間もないころから、農作物や畜産、鮮魚など「食」に関わる産業は、単に「食」としてではなく多角的にとらえる必要があると提唱してきました。
エネルギーや環境、国土の保全、雇用の創出、そして国家の安全保障にまでも関わるのが「食」だと考えているからです。

立案した当初、あちこちに提案して回っても賛同してくれる声はほとんどありませんでした。
いち早く声をあげてくださったのが富山の栄養士さん達でした。
「輸送に時間をかけないから栄養価が高い!」
「地元でとれたものなら目が行き届くから安心だ!」
本当に嬉しかったですね。

そしてお母さん達をはじめとする女性の皆さんから
「安心できるものを子供に食べさせたい」
「わざわざ遠くから運んでこなくていいからエネルギーも節約、環境にもいい」
と声が広がっていきました。

当時は「適地適作」という国の政策が中心で
「じゃがいもは北海道、キャベツは長野、富山は米作が一番!」
と、まあこんな感じだったわけです。

これは21世紀を目前にした1999年当時のエピソードです。
今では魅力的な「地産地消」がいっぱいです。
よろしかったら下もご覧ください。



地産地消 | 越中とやま食の王国